9月20日(暴風雨)&9月21日(晴れ)
9月20日。
とにかく朝から風雨強く、日が暮れる頃からはまさに暴風雨で、店の玄関先に出してあったイタリア国旗が50kgくらいある土台と共に薙ぎ倒されるくらいなもんでした。入口のタイルが砕けなくてよかった本当に…。
9月21日(休日)。
ちょっと散歩してみよう、ということでプラプラとお出かけ。家の前にある標識を見たところ・・・
なるほどわからん(´∀`)
とりあえず、この付近の山にあるという“展望台”を探してみることに。この山には、かつて里見氏が築いた城があったんだとか。500年くらい前の話らしいですが。
神社の御前を通り、小径を行き、観音堂の脇から登山道へ。
一応こんな案内板があるわけですが、この先の山道がすごいのなんのって、台風の影響か木々の枝が散乱してるわぬかるんでるわ、しばらく人の踏み込んだ形跡が無いわでほぼ獣道。ただ、ちゃんと階段と鎖が設置されていて掃除すればぼちぼちの道になりそうで、本気出して掃除したい欲に駆られる。
登山道のところどころで苔生した岩肌に出会う。一体幾人が、この岩に手を掛けて山を登ったのだろう、などと。歴史好きとしてはたまらない瞬間です。
しっかしもうほんと延々と、延々と木々生い茂る山をいく急勾配な階段と泥道。いくつの蜘蛛の巣を払いながら進んだことかと(ほんと申し訳ない(´・ω・`) このまま道終わって引き返すことになる可能性もあるな、、、と不安を抱き始めてから30分近く経った頃。
久々の道しるべ!ヽ(;▽;)ノ ちなみに観音堂から来ました。“古道”という表現がたまらない。
そこから少し登ると、古い、人為的に積み上げられたであろう石たちと小さな社。
静かに、ただ静かに、白浜の町を見下ろして在らせられました。
あぁ此処には城があったんだなぁ。
んで、展望台はどこやねん!と。再び山道を下ったり登ったりするとほどなくしてありました。展望台と記された、ちょっとした足場とベンチ。
土台がもはや南方戦線で朽ちた迫撃砲のような存在感。
曇っていましたがいい景色でした。まぁこんだけあるかせりゃ当然だyona
さて、存在が怪しいとさえ思っていた展望台を見つけ、あとは下山するだけ。
来た道を帰る手もありましたが、西に抜ける道があることはほぼわかっていたのでそのまま突き進みました。
ここはちょっと拓けた場所。
途中、某スネークなら食べてしまいそうな赤や白のキノコがたくさんありました。あと、大きな獣の動く音。
と、歩いていたら展望台(本物)が出現。
おぉ、デッキが立派(さっきより)
こっちが本物だった、か、、、と感慨にふける暇もなく、日没が迫っていたのでそそくさと下山。ここからは道が悪くない。いや、良くはないのですが。
歩いてみてわかったのは、このエリアには東側の入口と西側の入口があるということ。
今回は東から入り西から出るルートで歩きました。
そして、展望台へは西側から登るのが圧倒的に早く、道も割とラク。
東側は城跡を巡るための道といいますか、、、結構マニア向けなような。まぁ僕はまた行くと思いますけどね!
中央左下が西側入口。この先、まさにダンジョン。
ちなみにツレはサンダルTシャツ&虫大嫌いというスペックで踏破しました。ツワモノかヨ。
お越しの際は割としっかりした靴をオススメします(ノ∀`)