6月15日(扉の向こう)
突き抜ける気が無いならば言わずもがな。
厳しさを伴わずに、何を得ようというのか。
言わせて貰えば、甘ったれ過ぎるのだ。
俺の首が飛ぼうがなんだろうが構わぬが、お前らは死ぬ気でその日々を紡いでいるのだろうな?
俺は最初に言ったはずだ。
この地の潜在能力を発揮させるために、突き抜けたい、と。
故に、この 唯一の卓 という計画に賛同した、にも関わらず、だ。
示したまえ。魅せたまえ。
できるものなら。
出来ないならこんな朝日など、
噛み砕いてやるわ。